[ここ「ラボ」ができる前(2000年頃)、メモ代わりに運用していた「電気仕掛けの箱庭」の記事を移転・一部現在にあわせて改変。]
最初のアクセスプロバイダ(RIMNET)と契約して二年ほどたった97年、とうとうアクセスプロバイダを変更するという事態がやってきました。といっても、別に事態というほど大げさなものではないんですけど。
当時、RIMNETは月額基本料金に使用時間によって料金が加算される青天井制。大抵のプロバイダがこのような料金体系を取っていました。で、自分のネット使用状況がどうなっていたかというというと、月に50時間くらい。ちょうどこの頃、日本でのプロバイダ事業の先駆け会社であったIIJが、個人向けサービスであるIIJ4Uを開始しました。IIJは、もともと技術力とそのサービスの高さで定評がありましたが、何せ対象が企業向け。個人で契約しようとしても、月々うん万円払わなければいけませんでした。そんなIIJが、個人向けにと作ったサービスがIIJ4U。内容は、月額固定制、使用時間に上限なしというもの。この頃のIIJ4Uは月4800円でした。RIMNETは月2000円でしたが、使用時間に応じて料金が加算されるので、プロバイダに払うお金がだんだん同じような値段になってきました。アクセスポイントの混雑具合や回線の速さなどは、IIJ4Uの方が圧倒的に快適だという口コミ情報を聞くに、結局、移行することにしました。
「プロバイダ(電子メールのアドレス)は、引っ越しでもしない限り一生ものだ」、なんてその二年前、インターネットをはじめたばかりの頃は思ってたりしたんですけど(^^)、結構プロバイダを替える機会は結構多いというのが、今の感想です。