Google Calendar Eventsは、Googleカレンダーの予定をWordpressに表示してくれるプラグイン。
(主な機能)
- サイドバーにウィジッドとして表示。
- ショートコードにより、記事内に表示。
- カレンダー自体を作成したりする機能は無い。
- CSSのカスタマイズや、ショートコードを組み合わせて表示の仕方のバリエーションを設定できる。
(表示例)リスト表示とカレンダー表示を選べる
【他のプラグインとの比較】
これまで、使ってきた、検討してきた同類のプラグインとの比較。
プラグイン | カレンダーの 作成・管理機能 |
Googleカレンダー の取り込み |
取り込める カレンダーFeedの数 |
---|---|---|---|
Google Calendar Events | なし | あり | いくつでも |
All-in-One Event Calendar | あり | あり | いくつでも |
Events Manager | あり | なし | 0 |
Google Calendar Widget | なし | あり | 3 |
Google Calendar Eventsは、以前使ったことがあるGoogle Calendar Widgetに近い。Google Calendar Widgetは、3つしかカレンダーフィードを取り込めなかったので、使用を止めたが、Google Calendar Events はいくつでも取り込め、しかもキャッシュ機能がついているので、表示のもたつきを少なくできる。機能自体もこちらのほうが豊富。
(実際に導入して見て)
コンサデコンサのトップページのサイドバーに導入した。トップページなので、負担を軽くするために表示する情報を最小限にしてある。
(カスタマイズ:二日分だけ表示する方法)
ウイジッドでは、直近、何件まで表示できるという設定がある。しかしこれでは、直近、二日間分(今日、明日)だけ表示といったことができない。
これを実現するための設定方法のメモ。(ver 2.0では対応していません。0.7での話です)
これを実現するには、
Google Calendar Eventsの設定 → 各Feedの設定 → Retrieve events from/Retrieve events untilを設定する。すべてのfeedでこの設定を実行する。
この設定の意味は、どこからどこを取り込むか?
・00:00today 0 → 今日のゼロ時(ゼロ秒後)から
・00:00today 172800 → 今日のゼロ時(172800秒後)まで
172800秒は、48時間・二日間なので、これで二日分の予定を取り込んでくれる。
ウイジッドの方は、件数の数字を少し大きめにしておけば、二日分の予定が全部表示できる。
(おまけ)この設定に「Now」という項目があるが、これは使用しない方が良いかも。毎回、ページが表示される都度、読みにいっているような感じがして、サイト表示が少しもたつく。Google Calendar Eventsは、Googleカレンダーを読み込み表示するプラグインだが、キャッシュ機能があるので、もたつかないのが売りの一つなので。
(使ってみて気がついた問題点)
- なぜか、開始、終了の時間を取り組んでくれない。開始日、終了日は取り込んでくれる。基本的な機能が機能していないので、日本語版のgoogleカレンダーと相性悪いのかも(それかタイムゾーンの取扱にバグが残っているのかも)。→解決(Feed設定内のTimeFormatの欄にフォーマットを記述する)
- ウィジッドの本日の時間定義が更新が世界標準時。従って、日本だと朝の九時に更新される。:
データ自体は12時間おきに読みにいっているのだが、本日の定義が世界標準時なので、朝の9時に前日分の予定がクリアされ、当日、翌日分が表示されるようになる。
この記述は、Google Calendar Events 0.7までに適用されます。
このプラグインは、現在、バージョンが2に上がったため、記述内容と異なっています。
GOOGLE CALENDAR EVENTS プラグインが正常に表示されなくなった
http://www.consadeconsa.net/20141119-210554/
GOOGLE CALENDAR EVENTS 2.0登場
http://www.consadeconsa.net/20140911-205256/
いろいろと分かってきたので、さらにカスタマイズ
Google Calendar Eventsプラグインのウイジッド表示をカスタマイズ
http://www.consadeconsa.net/20130408-210030/