Events Managerは、wordpressのサイトにイベント管理機能を付加してくれるプラグイン。無料版と有料版のPro版まで有り、かなり高機能。
- Events Manager
- Events Manager for WordPress – 公式サイト(有料版(ProVersion)も提供)
このプラグインで提供されている機能は大きく三つ。
- カレンダー機能
- イベント管理のメイン。各イベントの日時情報を管理する機能。カレンダーとしての一覧表示、未来と過去のイベントの表示分け、検索機能などがある。
- ブッキング機能
- このプラグインでは、各イベントにブッキング機能がついている(オンオフ可)。Pro版ではpaypalなどと連携させることが出来、チケット販売なども出来る模様。
- ロケーション機能
- カレンダー機能とは別に、イベントの場所情報が独立している。Googleマップと連携が可能でかなり便利。
コンサデコンサでイベント予定管理情報を提供するための『CSオーガナイザー』にて、このプラグインを導入して見て感じたことは以下の通り。
- 日本語が使える。
- メニューなどは英語であるが(ソースをいじくればある程度日本語化可能)、日本語は普通にとおる。
- ロケーション機能で使用しているGoogleマップが、英語版の方に飛ぶことがあるのがたまにきず。
- 使った感じがWordpressとシームレス。
- 予定の管理画面がWordpressのポストとそっくり同じ。各イベントのエディターの画面もそっくり同じ。このため、非常に使いやすい。
- サイト上に表示される実際の各イベント情報もWordpressのポスト(投稿)とそっくり。コメント機能も使えるし、なおかつDisqusが機能した。
- デザインは使用しているテーマのレイアウトに従う。
- 表示する情報の項目やレイアウトは、テンプレートを操作することにより可能。
- ショートコードなどが用意されており、オリジナルのPHPを操作しなくてもある程度は融通がきく。
- 各イベント情報はポスト(投稿)やページ(固定ページ)とは違うデーターベースに格納
- 単一のイベント情報ページは見た目はポスト(投稿)そっくりだが、SQL上で格納されるデータベースは、これらとは違う独自のTableに格納。
- そのため、ポスト(投稿)を一覧表示させるアーカイブなどで、ポスト(投稿)と混在させて表示はしてくれない。
- また、Wordpressにあるポスト(投稿)やページ(固定ページ)のメインのRSSでは、イベント情報は表示されない。ただしイベント情報用のRSS提供されている。
- 既存のテーマやプラグインと組み合わせて使える(確認できた範囲では)
- WordPressのテーマにあわせてポスト(投稿)と同じように各イベント情報ページなどのレイアウトもかわる。
- イベント情報ページにてWordpressのコメント機能が機能し、さらに拡張プラグインであるDisqusが動いた。
- Googleなどサイトマップ情報をおくるGoogle XML Sitemapsなどのプラグインで作成するXMLsitemaps内にイベント投稿情報のURLを組み込むことが可能。デフォルトでは含まない設定になっているが、Google XML Sitemapsの設定でカスタムフォールド内の情報をマップ化するチェックボックスをオンにすると可能。
カレンダー機能だけなのであれば、All-in-One Event Calendarプラグインの方が便利そうです。
All-in-One Event Calendar:Googleカレンダーと連携もできるカレンダープラグイン
http://www.consadeconsa.net/20130403-214958/